フィードリーダーの利用を再開した

2021/01/11

2012年頃まではフィードリーダーを使っていたけど、その後SNSの情報に押されてきて徐々に使わなくなっていった。しかし、「自分が追いたい情報はSNSで流れてくるものだけなのか?」とか、「人がシェアした記事ばかり読むのってどうなの?」みたいな問題意識が定期的に生まれてきて、何度か利用を再開しようとしたのだが、毎回気づけば離脱していた。

最近またその問題意識が芽生えてきたので、フィードリーダーの利用を再開した。これまでと同じやり方ではまた無意識に離脱すると思うので、継続できるような仕組みになるように、やり方を工夫してみることにした。

閲覧体験の良いアプリを使う

フィードリーダーのアプリはReeder 5を使うことにした。ReederはiOSの初期から質の高いフィードリーダーを提供していて、Reeder 5はその2020年版。初期のバージョンから引き継いでいる低コントラストのトーンは維持しつつも、iOS 14に見合ったデザインになっている。

iPad版は複数の記事を俯瞰しながら詳細も読める

Reeder 5は、iPhone/iPad/Macのそれぞれに最適化されたアプリが提供されている。自分の場合は主にiPad版を使っているのだが、iPad版では複数の記事を俯瞰しながら記事の詳細を読めるため、読み飛ばすのが簡単。なので、読むものがある程度たまってしまってもサクサク消化できるはず。

未読バッジで閲覧タイミングを制御

自分がフィードリーダーから離脱しないためには、アプリを開くタイミングの適切なアテンションが必要だと思った。「定期的にアプリを開くようにしよう」と最初は意識していてもそのうち忘れてしまうし、いざ開いてみても未読が一件もなかったらそのうち開かなくなってしまうから。

なので、Reederの同期を”Background refresh”に設定して、アプリを開かなくてもホーム画面に未読バッジがつくようにした。この設定をすると、どうやらiOSのBackground Tasksという仕組みを使うようで、バックグラウンドでのフィード更新はOSが気まぐれで実行される。そんな調子の仕組みなので、更新にはかなりのラグがあり、リアルタイム性はまったくない。しかし、自分の場合は1日1回くらいバッジが更新されてくれれば十分なので、今回の用途では問題なさそう。

自分はホーム画面に未読バッジを1つも残さないタイプの人間なので、これさえ動いていればちゃんとアプリを開き続けられるはず。

購読の数を絞る

過去にフィードリーダーの利用を再開して離脱した時は大体意識がこじれていて、読んだ方が良さそうだけど読むのは大変というものを結構購読していた。しかし、こういう情報でフィードが埋め尽くされてしまうと、後ろめたい気持ちを抱えながら未読を消化するのに追われてしまうという最悪な体験になる。

なので、今回は購読を以下の3種類に絞って、利用を続けることを第一とした。

逆に、以下のものは現時点では保留とした。

  • ニュースメディア
  • パブリケーション(同じトピックについて複数人が書くやつをまとめもの)

これらはどうしても量が多くなるし、自分の読みたいものである確率が相対的に低いので、継続しない要因になりやすいと考えたため。とはいえ、これらの中にも自分が読みたいものは確実に存在するし、自分の情報源を広げる要因にもなると思うので、自分の中でフィードリーダーの利用が定着してきたら購読する方法を検討しようと思う。