ishkawa

2024-10-03

ブログの再構築(1): DIY的につくる

大して書いてもいないブログだが、ふと思い立って再構築することにした。

前回はGatsbyを使ってブログを再構築した。個人のWebサイトとしては全然これで良かったのだが、Gatsbyでブログを構築するためのテンプレートであるgatsby-starter–blogをベースにつくったため、全体の仕組みを完全には理解していない状態だった。抽象的には理解していたつもりで、ビルド時にどんな処理が走っているか、成果物としてどんなものが作られているか、大まかには把握していた。しかし、いざ変更を加えようとすると、そこには自分の理解よりも具体的な仕組みが積み上がっている。これら読み解くのも億劫だし、あまり理解しないまま場当たり的に変更していくのも気持ち悪いということで、なかなか変更する気になれなかった。

そういう訳で、今度は自分で1からブログを構築していくことにした。1からとは言っても、フレームワークは使うし、ライブラリも使う。ただ、そのフレームワークの上でどのようにサイトを構築しているのか、ライブラリを何に使うのか、自分の意思で組み上げていくことを大事にした。

フレームワークにはRemixを選んだ。スタート地点は npx create-remix@latest で、本当に何もなかった。そこから、markdownから記事データを作る仕組みをつくる、記事リストをビルド時に生成する、記事リストのページを実装する、記事詳細のページを実装する、存在しないパスに404を返す、RSSのxmlを生成する、といったことを1つ1つやっていった。

休みの日や平日の自由時間に学習したり実装したりを積み重ね、思い立ってから1週間ほどで公開まで辿り着けた。ReactもRemixも開発で使うのは初めてだったので、やや手間取ることもあったが、自分で一通り実装した甲斐もあって今後は自分で簡単に好き勝手に変更できそうな感覚がある。

満足できるものがつくれたし、Remixの肌感を掴める経験にもなって良かった。